サンクスカードツールの導入や運用においてよくある質問と回答
サンクスカードツールの導入前や運用時においてよくある疑問や質問とそれに対する回答を紹介します。
サンクスカードそのものに関するよくある質問
Q.サンクスカードとはどのようなツール?
サンクスカードとは、従業員同士で感謝の気持ちを伝え合う制度のことです。
一緒に仕事をする中で、フォローしてもらったことやかけてもらった嬉しい言葉に対する感謝を上司・部下・同僚に送ることによる、社内コミュニケーションの活性化や従業員の良い信頼関係の醸成を目的に様々な業界の会社で導入が進んでいます。
↓サンクスカードの導入メリット、デメリットなどを紹介した記事はこちら↓
サンクスカードとは?導入メリット・デメリット、失敗と対策を紹介
Q.サンクスカードにポイントを付与するのは必須?
サンクスカードのやりとりにポイントを付与するのは、必須ではありません。
企業の考え方次第で、ポイントの付与の有無や、付与するポイント数も設定できます。
ただ、従業員に積極的に活用してもらうための1つの方法として、サンクスカードにポイントを付与することは有効です。
Q.サンクスカードのやりとりは、他の社員にも閲覧される?
サンクスカードは、基本的に他の社員に閲覧できるようにした方が組織でのメリットを享受できます。
他の社員の良い部分を知れたり、会話のきっかけになる、会社に良い社風を作るなど様々な良い効果を期待できます。
Q.サンクスカードにポイントを付与すると、ポイントを獲得する目的でやりとりする人ばかりにならない?
サンクスカードにポイントを付与することで一番多い懸念は、ポイント獲得目的で使う人が多発しないかというものです。
この懸念は、付与するポイント数でコントロールできます。
たとえば、一日や一か月で付与するポイントに上限を設定したり、ポイント数をべらぼうに得られないように設定するなど、運用をしながらコントロールすることがおすすめです。
サンクスカードが全然使われないよりも、ポイント目的であったとしてもある程度活用が浸透するのであれば、ポイントは付けた方がよいと思われます。
Q.サンクスカードの利用にあたって必要なものは?
サンクスカードの利用にあたっては、管理者側はPC、従業員のメールアドレス、従業員は、PCもしくはスマートフォンが必要です。
ツールによっては、アプリケーション形式であったり、ブラウザ形式であったりと異なりますので、よくご確認ください。
サンクスカードの導入や運用においてよくある質問
Q.サンクスカードは本当に現場に浸透する?
サンクスカードの現場への浸透は、ツール次第というよりも、導入する企業次第の部分が大きいです。
サンクスカードツール導入前に、導入意図や利用イメージを従業員に伝えること、各部署や部門で積極的に活用してくれる人を巻き込むこと、定期的にツールにログインしてもらえるような仕組みを設けることなどが、サンクスカードの現場への浸透において重要です。
Q.サンクスカードのやりとりは現場に負担をかけない?
サンクスカードを1枚送付するのにかかる時間は、1分から長くとも5分ほどです。
1日3枚送っても10〜15分ほどしかかからないため、負担は大きくはありません。
ただ、手間がかかることは事実なので、サンクスカードを活用するメリットや期待することを会社から発信して、使ってもらえるような状態を作りましょう。
Q.サンクスカード導入で就業規則を変更する必要はある?
サンクスカード導入だけでは、就業規則を変更する必要はありませんが、サンクスカードのやりとりに社内ポイントを付与するピアボーナスの仕組みを導入した際は、給与の成果給の一種とみなされ、給与規程や就業規則の変更が必要な場合があります。
詳しくは、社労士の方などの専門家にご相談ください。
Q.サンクスカードの運用で専門のチームやプロジェクトを立ち上げるべき?
サンクスカードの導入初期は、活用推進チームやプロジェクトを立ち上げることが効果的です。
可能であれば、様々な部署から自薦もしくは部門長の選出でプロジェクトを組む、もしくは若手でプロジェクトを組成する方法があります。
プロジェクトメンバーが、まだ使い方が良く分からない・様子見をしている社員を上手に巻き込むことによって、最初の立ち上がりが上手くいきます。
サンクスカードツールに関するよくある質問
Q.サンクスカードの主なツールは?
THANKS GIFT(サンクスギフト)
THANKS GIFT(サンクスギフト)は、ITreviewというツールの口コミサイトでモチベーション管理をはじめ4部門において顧客満足度No.1のツールです。
サンクスカード以外にも社内チャットやWeb社内報、組織サーベイなどの機能の豊富さやサポートの充実度の高さにより顧客満足度が非常に高くなっています。
サンクスカードの導入を考えた際は、まず最初に候補に挙げられるツールです。
THANKS GIFTのサービス詳細情報はこちら
Unipos(ユニポス)
Unipos(ユニポス)は、上場企業のUnipos株式会社が運営するサービスです。
「ピアボーナス」は、Unipos社が商標登録をしているワードで、この考え方を世に広めた先駆者です。
従業員の良い行動を称賛と組織内にシェアし、そのやりとりにポイントを乗せてやり取りを行います。
Uniposのサービス詳細情報はこちら
TUNAG(ツナグ)
TUNAG(ツナグ)は、上場企業の株式会社スタメンが運営するサービスです。
TUNAG(ツナグ)は、エンゲージメント向上を支援する様々な機能を有するオールインワンのサービスです。
サンクスカードや社内報、SNS、社内チャットなどの他のサービスも提供しているサービスの他、組織図、ワークフロー、タスク管理などの従業員も管理者にも喜ばれる機能を提供しています。
TUNAGのサービス詳細情報はこちら
↓サンクスカードツールの機能や比較ポイントを紹介した記事はこちら↓
サンクスカードツール・アプリの機能や特徴、成功事例を紹介
Q.サンクスカードツールの主な価格帯は?
サンクスカードツールの課金体系としては、
月額で利用人数×数百円〜千円程度の課金体系が多いため、100人の利用で月額数万円単位であることが多いです。
ただ、利用するツールによって、金額は異なりますので、詳細の金額はツール運営会社にご確認ください。
Q.サンクスカードツールの種類は?
サンクスカードのツールは、大きく4つに分類されます。
- サンクスカードのやり取りに特化したツール
- ピアボーナス等の社内ポイントとサンクスカードを紐づけたツール
- 社内掲示板、チャットなど社内情報共有まで行えるツール
- 情報共有以外の関連領域まで機能を有するツール
サンクスカード機能単体のツールから、サンクスカードの機能はあくまでもサブ的な機能の位置づけのツールまで大きく4種類あります。
Q.無料トライアルできるサンクスカードツールはある?
サンクスカードツールで無料トライアルや無料デモ利用できるツールを紹介します。
- THANKS GIFT:無料デモ可能(期間不明)
- RECOG:無料デモ可能(期間不明)
- TUNAG:無料デモ可能(期間不明)
サンクスカードのツール・アプリを活用し、自社の組織の課題を解決しよう
この記事では、サンクスカードツールの導入前や運用時においてよくある疑問や質問とそれに対する回答について紹介しました。
サンクスカードのツールは、部署内外をまたいで気軽に感謝や賞賛のコミュニケーションを取れる、会社に良い文化・社風を作ることが可能な仕組みです。
ぜひ、サンクスカードを通して、社内コミュニケーションの活性化や人間関係の良好化などに活用してください。