【福利厚生で人気】オフィスコンビニサービス比較12選
働き方の多様化が進む中、企業の福利厚生制度も進化を続けています。
その中でも注目を集めているサービスの1つが、オフィスコンビニサービスです。
従業員の利便性向上や生産性アップにつながると期待されていますが、具体的にどのようなサービスがあるのか、導入を検討している人事・総務の方々は悩まれているかもしれません。
そこでこの記事では、人気のオフィスコンビニサービス12社を比較し、それぞれの特徴や強みを紹介します。
各サービスの提供商品や価格帯、導入企業の事例なども交えながら、福利厚生としてのオフィスコンビニの魅力をお伝えします。
オフィスコンビニとは?
オフィスコンビニは、従業員の利便性と福利厚生の向上を目的として、企業のオフィス内に設置される小規模な販売スペースです。
従来のコンビニエンスストアとは異なり、オフィス内の限られたスペースを有効活用し、従業員のニーズに特化した商品を提供します。
サービスの主な特徴として、お菓子やドリンク、軽食など仕事の休憩や昼食等で必要とされる商品を中心に取り扱い、従業員が手軽に購入できる環境を整えています。
通常のコンビニとは異なり、レジ係などの人員配置が不要な無人販売方式を採用していることが多く、企業側の運営負担を軽減しています。
オフィス内に設置される利点として、従業員が外出せずに必要な商品を購入できることが挙げられます。
これにより、休憩時間の有効活用や業務効率の向上につながります。
また、福利厚生の一環として、通常よりも安価で商品を提供することで、従業員の満足度向上や経済的負担の軽減にも貢献します。
オフィスコンビニは、従業員のワークライフバランスを支援し、快適な職場環境づくりに寄与する新しい福利厚生サービスとして注目を集めています。
オフィスコンビニの特徴
福利厚生として企業で導入が進むオフィスコンビニのサービスの特徴を紹介します。
オフィス内の無人販売スペースに設置
オフィスの空きスペースの一角を利用し、飲料や軽食、日用品などを提供する多様な無人販売機を設置します。
設置場所は、従業員の動線を考慮し、休憩室や共有スペース近くが適しています。
必要なスペースは販売機の種類や数によって異なりますが、一般的に2〜3平方メートル程度です。
商品補充や管理は、多くの場合サービス提供業者が担当するため、導入企業は特に負担はかかりません。
決済方法は、現金や電子マネーに加え、社員証と連携したシステムを導入することで、より便利で管理しやすい環境を整えられます。
商品はお菓子・ドリンクなど様々
オフィスコンビニでは、従業員のニーズに合わせた多様な商品が提供されています。
一般的なお菓子の種類としては、チョコレート、ポテトチップス、クッキーなどが人気です。
また、社員に好評なドリンク類には、缶コーヒーやペットボトル入りの緑茶、炭酸飲料などがあります。
健康志向の社員向けには、ナッツやドライフルーツ、プロテインバーといった軽食オプションも用意されています。
さらに、季節限定商品や地域特産品を取り扱うことで、従業員の興味を引き付け、満足度を高めることができます。
例えば、夏には冷たいデザート、冬には温かい飲み物など、季節に合わせた商品展開も魅力的です。
商品の補充やメンテナンスの手間なし
オフィスコンビニサービスの大きな魅力の一つは、商品の補充やメンテナンスの手間が不要な点です。
多くのサービスでは、サービス提供企業側が商品のラインナップの選定や補充を行い、これによって企業側の管理負担が大幅に軽減されます。
また、専門業者による定期的な清掃・点検サービスも提供されており、衛生面や機器の維持管理も安心です。
万が一、機器に故障が発生した場合でも、迅速な対応と修理サポートが受けられるため、長期的な運用も安定して行えます。
これらの特徴により、企業は本業に集中しながら、従業員の福利厚生を充実させられます。
サービス内容はカスタマイズ可能
オフィスコンビニサービスは、企業のニーズに合わせてカスタマイズが可能です。
基本的なサービス内容には、飲料や軽食、文具などの販売が含まれますが、取り扱う商品の種類や価格帯、補充頻度などを調整できます。
例えば、健康志向の強い企業では低カロリー食品や野菜ジュースの品揃えを増やしたり、IT企業ではPC周辺機器を追加したりすることが可能です。
カスタマイズの依頼は、導入時の打ち合わせや定期的なレビューの際に行えます。
サービス提供会社との密なコミュニケーションにより、従業員の満足度向上と企業の福利厚生の充実を図ることができます。
福利厚生として従業員は安く購入可能
オフィスコンビニの魅力の一つは、従業員が通常価格よりも安く商品を購入できる点です。
多くのサービスでは、企業が一部を負担することで、従業員は10〜30%程度の割引価格で利用できます。
例えば、通常300円のお弁当が240円で購入可能になるなど、日々の食事や間食にかかる費用を抑えられます。
この福利厚生は、従業員の経済的負担を軽減するだけでなく、会社への帰属意識や満足度向上にも繋がります。
オフィス内で手軽に割安な商品を入手できることで、従業員の業務効率や生産性向上にも寄与し、企業にとっても有益な施策となっています。
オフィスコンビニのジャンル
オフィスコンビニは、提供する商品のジャンルによって大きく3種類に分けられます。
それぞれの種類について紹介します。
コンビニ系
コンビニエンスストアチェーンが運営するオフィスコンビニは、従業員にとって親しみやすく便利なサービスです。
大手コンビニブランドの商品やサービスがオフィス内で利用できるため、日常的に利用している店舗の雰囲気をそのまま職場で体験できます。
運営体制は、コンビニ本社のノウハウを活かした効率的なシステムが導入されており、商品の補充や在庫管理も迅速に行われます。
従業員は、普段から慣れ親しんだブランドの商品を手軽に購入できるため、休憩時間や昼食時の利便性が大幅に向上します。
また、季節限定商品や新商品なども随時導入されるため、オフィス内で最新のトレンドを楽しむことができます。
食事系
オフィスコンビニの食事系サービスは、従業員の健康と生産性を支える重要な福利厚生として注目されています。
これらのサービスでは、バランスの取れた弁当や栄養価の高いサラダ、手軽に食べられるサンドイッチなど、多様な食事オプションが提供されています。
忙しい業務の合間にも、栄養バランスの良い食事を摂ることができるため、従業員の健康維持や集中力向上につながります。
また、オフィス内で質の高い食事が手に入ることで、外食にかかる時間やコストを削減し、業務効率の向上にも貢献します。
このような食事系の福利厚生は、従業員の満足度を高め、企業の競争力強化にもつながる重要な要素となっています。
飲料・お菓子系
オフィスコンビニの飲料・お菓子系サービスは、従業員の満足度向上に大きく貢献します。
飲料は、コーヒーや紅茶などの定番品からスポーツドリンクや機能性飲料まで幅広く取り揃えられています。
特に最近は、低カロリーや糖質オフなどの健康志向の商品も増加傾向にあります。
お菓子類も、チョコレートやポテトチップスといった定番スナックから、プロテインバーやナッツ類など栄養価の高い商品まで、多様な選択肢が用意されています。
また、季節限定商品や新商品の導入も頻繁に行われ、従業員の興味を引き続けることができます。
これらの豊富な品揃えは、従業員の気分転換やストレス解消に役立ち、生産性向上にもつながる可能性があります。
おすすめのオフィスコンビニサービス12選
オフィスコンビニサービスの主要プロバイダーを紹介します。
従業員の満足度向上や生産性アップに貢献する各社の特徴や提供商品、導入に適した企業規模、価格帯などを比較。福利厚生の充実を検討中の企業に役立つ情報をまとめました。
snaq.meoffice(株式会社スナックミー)
snaq.meofficeは、株式会社スナックミーが提供するオフィスや事務所などに設置する法人向け福利厚生サービスです。
置き菓子を中心に、コーヒーや軽食など種類豊富な飲食品を取り扱う「無添加オフィスコンビニ」として日本全国に展開しています。
オフィスの休憩スペースや共用スペースにお菓子が入っている箱を置くだけなので、スペースも取らずに利用できます。
料金形態は、全額企業負担、企業の一部負担、従業員全額負担と3種類から選べます。
すべての商品が人工添加物や白砂糖不使用のため、企業の健康経営にも最適です。
おいしくてヘルシーなマルシェおやつの力でコミュニケーション活性化や出社率向上に寄与し、組織課題の解決を応援します。
サービス紹介ページはこちら:https://office.snaq.me/
オフィスグリコ(江崎グリコ株式会社)
officeglico(オフィスグリコ)は、江崎グリコ株式会社が提供する企業向けの福利厚生サービスです。
オフィス内に専用のスペースを用意し、グリコ製品を中心としたお菓子やスナック、飲料を手軽に購入できる環境を提供します。
契約する企業には、導入費および月額費用は発生せず、商品の補充もオフィスグリコスタッフが対応するため、総務・人事担当者の手間はかかりません。
従業員の利用方法は簡単で、専用什器から好きな商品を選び、セルフレジで精算するだけです。
オフィスグリコは、手軽さと品質の両立を実現し、従業員満足度向上や生産性アップに繋げられるサービスです。
OFFICEDEYASAI(株式会社KOMPEITO)
OFFICEDEYASAIは、株式会社KOMPEITOが提供する野菜を中心としたオフィスコンビニサービスです。
従業員の健康志向に応える新しい福利厚生として注目を集めています。
専用冷蔵庫に新鮮な野菜や果物、サラダ、スムージーなどを定期的に補充し、従業員が手軽に購入できる仕組みです。
導入企業からは、従業員の健康意識向上や職場環境の改善に効果があると好評です。
他のオフィスコンビニと比較して、健康的な食品を提供している点が特徴的で、企業の健康経営推進にも貢献しています。
オフィスおかん(株式会社OKAN)
オフィスおかん(株式会社OKAN)は、オフィス向けの無人のお惣菜を販売するサービスです。
従業員のランチタイムや夜食、休憩時間や気分転換に最適な商品を提供しています。
サービスの特徴として、季節に合わせた商品ラインナップや、地域の特産品を取り入れるなどの工夫がなされています。
商品の補充や在庫管理は全てOKANが行うため、企業側の負担が少ないのも魅力です。
導入企業からは、従業員の満足度向上や、オフィス内のコミュニケーション活性化に役立っているとの声が多く寄せられています。
パンフォーユーオフィス(株式会社パンフォーユー)
パンフォーユーオフィスは、オフィス向けの無人パン販売サービスを提供しています。
パンフォーユーが厳選した、全国のパン屋さんからこだわりの惣菜パンから食事パン、菓子パンなどの焼き立てパンをお届けします。
オフィスに冷凍庫を置くだけのサービスで、朝食やランチ、小腹がすいたとき、夜食にと幅広いシーンで活用可能です。
個包装されているパンを40秒ほど温めるだけで利用可能です。
福利厚生として導入することで、従業員の満足度向上や生産性アップにつながると評価されています。
セブン自販機(株式会社セブン-イレブン・ジャパン)
セブン-イレブン・ジャパンが提供するセブン自販機は、オフィスに設置する自動販売機サービスです。
自動販売機は、セブン-イレブン社が用意し、セブンイレブンのオリジナル商品がいつでも購入できるようになります。
企業には、設置時の電気工事と自販機の稼働にかかる電気代、運営維持費として月額1万がコストとして発生します。
ただ、オフィスの就業者数が300人以上の企業が対象となりますので、導入時にはご注意ください。
ファミマの自販機コンビニ(株式会社ファミリーマート)
ファミリーマートが提供する自販機コンビニは、オフィス内に設置可能な小型の無人販売機です。
通常のコンビニエンスストアで人気の商品を中心に、飲料やスナック、軽食などを取り揃えています。
初期費用0円で最短3週間で設置でき、導入後も充実のサポートで商品発注・管理の手間はかかりません。
24時間利用可能で、現金やキャッシュレス決済に対応しているため、従業員は好きな時に手軽に購入できます。
導入企業からは、「従業員の満足度が向上した」「オフィス内の雰囲気が明るくなった」といった声が寄せられており、福利厚生の一環として効果的なサービスとして評価されています。
ボスマート(サントリーホールディングス株式会社)
サントリーホールディングス株式会社が提供するボスマートは、オフィス内に設置可能な24時間利用可能な自動販売機システムです。従業員は、飲料やスナック、軽食など多様な商品を手軽に購入できます。通常の自動販売機と異なり、キャッシュレス決済に対応し、購買データの分析も可能な先進的なシステムを採用しています。ボスマートの導入により、従業員は深夜勤務や休日出勤時でも必要な飲食物を調達でき、業務効率の向上や従業員満足度の向上につながります。また、企業側も在庫管理や補充の手間が軽減され、効率的な福利厚生サービスの提供が可能となります。
ミニストップポケット(ミニストップ株式会社)
ミニストップポケットは、ミニストップ株式会社が提供するオフィス向けコンビニサービスです。
オフィス内に、菓子ゴンドラと飲料ケースをセットで設置し、飲料やスナック、軽食など、ミニストップの商品を24時間いつでも購入可能です。
商品補充やメンテナンスはミニストップが担当するため、企業側の負担が少ないのが魅力です。
導入企業からは、従業員の満足度向上や生産性アップにつながったとの声が寄せられています。
POP GARDEN(コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社)
POP GARDENは、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が提供するオフィスコンビニサービスです。
従来の自動販売機とは異なり、多様な商品を取り揃えたミニコンビニのような機能を持ち、従業員の利便性向上に貢献します。
設置スペースに応じて、飲料やスナック、軽食など幅広い商品ラインナップをカスタマイズできるのが特徴です。
導入企業では、従業員が手軽に休憩時間を楽しめるようになり、職場環境の改善にも一役買っています。
オフめし(心幸ホールディングス株式会社)
オフめしは、心幸ホールディングス株式会社が提供する、オフィスの一角にミニコンビニ(置き社食)を設置できるサービスです。
オフめしがあることで従業員が集う交流の場ができる他、従業員の食生活を改善することで健康経営を推進することができます。
サービス内容は、惣菜やお菓子、ドリンクなどを取り揃え、オフィス内の専用スペースで提供します。
オフめしは、従業員の健康管理と業務効率化を両立させる、現代のオフィスに適した福利厚生サービスといえるでしょう。
配置ドリンクサービス(株式会社ダスキン)
ダスキンの配置ドリンクサービスは、事業所向けにドリンク、スープ、お菓子などを配置するオフィスコンビニサービスです。
コーヒー、紅茶、緑茶などの定番ドリンクから、季節限定のフレーバーまで、幅広い選択肢が用意されています。
利用方法は簡単で、従業員は必要な時に冷蔵庫から好みの飲み物を選んで楽しむことができます。
ドリンクを介したコミュニケーションの機会が増えることで、職場の雰囲気改善にも貢献します。
外出せずに質の高い飲料が楽しめるため、業務効率の向上にもつながり、従業員満足度を高める効果的な福利厚生となっています。
オフィスコンビニサービス導入時の比較ポイント
オフィスコンビニサービスを導入する際に比較検討したいポイントを紹介します。
従業員が求める内容であるか
オフィスコンビニの導入を検討する際、従業員のニーズを把握することが重要です。
実際の利用データや従業員アンケートの分析により、年齢層や職種別の傾向が明らかになります。
例えば、若手社員は手軽なスナックを好む一方、管理職は健康志向の商品を求める傾向があります。
また、利用頻度が高いほど満足度も上がる傾向にあり、他の福利厚生と比較しても日常的に利用できる点で従業員の評価が高いことがわかっています。
これらの情報を踏まえ、自社の従業員構成に合わせたサービス選択が求められます。
設置スペースの有無や広さ
オフィスコンビニの設置には、最低でも2~3平方メートルのスペースが必要です。
従業員数や利用頻度に応じて、適切なスペースを検討することが重要です。
既存のオフィスレイアウトとの調和や従業員の動線を考慮した配置が求められます。
また、将来的な拡張の可能性を見据え、余裕を持ったスペース確保も検討した方がよいです。
設置や回収等の運営を丸投げできるか
オフィスコンビニの運営を外部業者に完全委託できるサービスが増えています。
設置から商品補充、売上管理、清掃まで一括で任せられるため、企業側の負担が大幅に軽減されます。
丸投げのメリットは手間がかからず、専門知識がなくても導入できる点です。
一方、デメリットとしてはコストが高くなる可能性があります。
完全外部委託型のサービスを提供している企業としては、snaq.meofficeやオフィスおかんなどがあります。
サービスの内容のカスタマイズや見直しは可能か
オフィスコンビニサービスは、企業のニーズに合わせて柔軟に対応できる点が魅力です。
多くのサービスでは、商品ラインナップのカスタマイズが可能で、従業員の嗜好や健康志向に合わせて商品を選択できます。
利用状況や従業員の声を基に、定期的なサービス内容の見直しも行えます。
企業側の負担を最小限に抑えつつ、従業員満足度を高められる柔軟性が、オフィスコンビニの大きな利点です。
サービスの内容と企業規模が合致しているか
オフィスコンビニサービスを選ぶ際は、企業規模との適合性が重要です。
多くのサービス提供者は、小規模企業から大企業まで対応できるよう、柔軟なプランを用意しています。
小規模企業向けには、必要最小限の商品ラインナップや設置スペースを抑えたオプションが提供されることが多く、大企業向けには複数フロアや拠点に対応した包括的なパッケージが用意されています。
また、企業の成長に合わせてサービス内容をカスタマイズできる柔軟性も、重要な選択基準となります。
サービスの配送可能地域に含まれているか
オフィスコンビニサービスを導入する際、配送可能地域の確認は重要なポイントです。
多くのサービス提供企業はウェブサイト上で対応エリアを公開しており、問い合わせフォームや電話での確認も可能です。
都市部を中心に展開している企業が多いですが、需要の高まりに応じて順次エリアを拡大している傾向にあります。
配送不可能な地域では、地元の業者との提携や自販機の設置など、代替サービスを提案してくれる場合もあるため、個別相談することをおすすめします。
福利厚生代行サービスを活用し、従業員満足度向上に取り組みましょう
今回は、人気のオフィスコンビニサービス12社を比較し、それぞれの特徴や強みについて紹介しました。
福利厚生代行サービスは、従業員の採用や定着に影響を与える重要なポイントです。
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